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寒暖差疲労
当院のブログをご覧頂きまして
誠にありがとうございます。
本日も
国家資格(厚労大臣資格)を
4つ持ちます私、インチョ。
がお届けします。
ではさっそく
本日は
「寒暖差疲労」について
近年、様々なところで
寒暖差疲労というワードが
よく見られます。
簡単に言えば
寒い暑いの寒暖差によって
疲れてしまうよね〜
って話です。
何が疲れる?
どこが疲れる?
って話です。
暑かったり寒かったり
一年を通して四季の変化を
感じられる日本国ですが
体温は夏は39℃で
冬は20℃です!
なんてことは無いわけです。
ここで考えてみてほしいのは
やかんに水を張り火にかけます。
36.5℃の温度を保ってください。
と言われたあなた。
人間の体温
1日を通した変化を
日内変動と言いますが、
1度くらいと言われています。
プラスマイナス0.5℃くらいで
24時間365日くる日もくる日も
やかんの水温をキープ!!
どうでしょう。
出来そうですか?
私は無理です。
けっこうな労力ですし
36.5℃をキープって
難しそうではありせんか?
人間の体は、この作業を
寝ても覚めてもやっています。
雪国でも常夏の島でも
体温は一定です。
凄く有りませんか?
この機能担当は
交感神経と副交感神経の
「自律神経系」です。
自律神経系が四六時中
監視、管理してくれているのです。
爬虫類などの変温動物は
この機能が備わっていませんので
寒くなると動きが悪く
酷ければ動けなくなるわけです。
冬眠ってやつですね。
さて、
人間の話へ戻ります。
この自律神経系は
平熱といわれる体温を
キープしてくれますが、
急激な変化にどこまで対応できるか?
対応可能な温度差は概ね5℃
と言われています。
この年末年始、朝は寒くて
日中は暖かい日が続いています。
酷いときには
朝は0℃で昼は14℃なんて日も。
自律神経系は一生懸命
働きますが、さすがに無理。
衣服の着脱やエアコンを使い
なんとか平熱をキープしています。
アップダウンの激しい日々で
自律神経系はお疲れです。
これが「寒暖差疲労」
暖かい屋内から寒い外へ。
寒い脱衣所から暑い湯船へ。
日々の環境変化で
くたびれるわけです。
そこへ年末年始の
精神的肉体的疲労も重なり
免疫力も駄々下がり。
風邪も流行るわけですね。
次回はこの続き
「寒暖差疲労」の症状
です。
本日はここまで。
