慢性的に続いている腰痛・肩こりは、悪い姿勢や蓄積された疲労、運動不足、肥満などが原因の場合が多く、普段からの姿勢や動作、体の癖によって骨を支える筋膜に疲労が溜まる為起こります。疲労が溜まることで腰の血行が悪くなり、鈍い痛みを感じるようになります。
- 朝起きがけや仕事終わりには腰が伸びない
- 常に重い、だるい
- 前かがみになると首や腰が強く突っ張る
- 長時間座っていると腰や肩が重くなったり、固まって立つ時に痛い
- 肩こりがひどく気持ち悪い
など。
パソコンやスマホと長時間向き合うことの多い現代特有なのかもしれませんが、首肩こりが強まると頭痛や目がかすむ、文字が読みにくいなどの眼精疲労の症状がともなうことも多くあります。
放置しておくとそれが常態化します。
- 寝ても覚めても辛い
- 寝つきが悪い。眠りが浅い
- 視力の低下
- 目や鼻の奥が痛い、眼球が痛い
- 顎が痛い
など。
放っておくほど回復しにくくなっていきます。
適切な治療と日常生活で行っていただくストレッチなどのセルフケアの指導が重要になります。
頭痛いろいろ
筋緊張性頭痛
よくある首肩こりに起因する「筋緊張性頭痛」はハチマキを強く締め付けられるような頭痛です。
大後頭三叉神経症候群(GOTS )
①目の奥が痛い(三叉神経痛)
②偏頭痛(大後頭神経痛)
①+②=大後頭三叉神経症候群
目の奥が痛むというと、似た症状の頭痛で群発性頭痛(群発頭痛)があります。
1ヶ月くらいの間、明け方やほぼ同時刻の決まった時間帯に1〜2時間ほど片側の目をえぐられるような激烈な痛みを引き起こし、これが1〜2ヶ月もの間つづきます。
大後頭神経痛の症状
日によって痛む場所が違う、耳のうしろが痛んだり、痛む方向がハチマキのような横方向ではなく後頭部から頭頂部、前頭部まで縦方向に広がる痛みで、近年増えているようです。
これらの症状は整体・骨盤矯正コースを選択し鍼治療を併用することで改善が期待できます。
偏頭痛
コーヒーやチョコレート、赤ワイン、チーズ、ピーナッツバター、ココアなど食習慣や嗜好品が誘発因子となる血管拍動性頭痛。
刺激となる誘発因子を除くことで予防できます。
天候が崩れる前の気圧や気温の急激な変化で悪化する、いわゆる「お天気病み」も多く、広く知られています。
その他の頭痛
薬物乱用性頭痛、ストレスが原因の心因性頭痛など様々種類、分類があります。
断薬が必要となりますので、専門医へご相談ください。
当院では
首肩背中のこりや、疲労などを引き金に発症する頭痛を対象としています。
「元気なカラダは姿勢から」
近年、お子様の頭痛も増えているようです。
お子様の姿勢不良を直したいというご相談も増えました。
姿勢を正すことで解決することも、たくさんありますので、自分がどれに当てはまるのか分からないという方も、お気軽にご相談ください。